StuffIt Expander® 2010 へようこそ
StuffIt Expander は、圧縮ファイル、セグメントファイル、エンコードファイルを操作する包括的なツールです。30 種類以上の形式をサポートします。サポートの完全リストについては「StuffIt Mac 2010 ユーザーガイド(pdf)」を参照してください。StuffIt Expander 2010 では LZMA 圧縮ファイル、7-Zip アーカイブ、セグメント分割された Zip アーカイブだけでなく「分割された」アーカイブ(セグメント化方法は Zip や RAR アーカイブに適用されます)についてもサポートしています。
インターネットを情報のトンネルのようなものだと考えると、圧縮、エンコード、暗号化されたファイルはある場所から別の場所へファイルを送るための小包(宅配)システムと考えることができます。一般的に、これらのさまざまなパッケージング システムの目的は、関連するファイルをグループ化することによりファイルを小さくし、格納や送信を容易にすることです。
圧縮、アーカイブ化、エンコード、セグメント化、暗号化とは何?
- 圧縮:圧縮は、さまざまなパターンマッチングとトークン交換スキームによってファイルのサイズを縮小するプロセスです。gzip と bzip2 のような圧縮形式は、ファイルやフォルダではなく、個別のファイルに対してのみ適用できます。
- アーカイブ:アーカイブは、多くのファイルやフォルダが含まれる 1 つのパッケージです。アーカイブの内容は圧縮できますが、アーカイブ形式の中には、圧縮コンポーネント無しで単に複数の項目を格納するものもあります。StuffIt と Zip のアーカイブは圧縮を使用するアーカイブファイル形式の例です。UNIX Tape アーカイブ (.tar) は、圧縮を使用しないアーカイブファイル形式の例です。Tar アーカイブは通常、gzip や bzip2 でポスト圧縮されます。圧縮した Tar アーカイブは「tarballs」と呼ばれることもあります。
- セグメント:複数のセグメントに分割されているアーカイブを見たことがあるでしょう。通常、セグメント化は大きなアーカイブを複数のディスクに分割するために使用されます。あるいは大きなファイルを小さく複数に分割し、送信やダウンロードをより簡単にすることを目的としています。
- エンコード:通常、StuffIt のコンテクストでは、エンコードとは「バイナリファイルがテキストファイルに翻訳されるプロセス」を指します。バイナリーをテキストに変換するエンコード方式の例としては、BinHex と Uuencode があります。ファイルを電子メールで送ったり、USENET Newgroups に投稿する場合にも、頻繁に使用されるのはこのエンコード方式です。エンコードされたファイルには 1 つの項目しか含まれていないことがほとんどですが、複数のファイルが 1 つのエンコードされたファイルへ結合されることもあります。
- 暗号化:プライベートな情報を覗き見から守るため、ファイルをパスワードで保護します – 内容をスクランブルし、正しいキーがないとアクセスできないようにします。
こうしたスキームを組み合わせて使用します:ほとんどのアーカイブ形式は圧縮されたもので、暗号化をサポートしています。マトリョーシカ(入れ子人形)のようなファイルの組み合わせを交互に作り、パッケージ化作業を行うケースもあります。つまり、パッケージの中にパッケージを入れていく作業です。StuffIt Expanderは、受信した圧縮、アーカイブ、エンコードなどのあらゆる「パッケージ」を開くように設計されたユーティリティです。
StuffIt Expander から StuffIt Deluxe へのアップグレード
アーカイブから任意のファイルを取り出したい時、StuffIt Expander では内容全体を解凍する方法しかありません。StuffIt Deluxe の場合は、まずアーカイブの内容を参照して、選んだ項目だけを抽出することができます。Deluxe は Zip や Tar 、最先端の StuffIt X など一般的な形式で作成されたアーカイブ用のツールを備えています。Deluxe があれば、圧縮バックアップをスケジュール設定する、アーカイブに保存したファイルを検索する、アーカイブに保存した画像をプレビュー表示する、スクリプト作成オプションを利用して独自のワークフローを自動化する、などさまざまな操作が可能になります。詳しくはこちらをご覧ください:
http://my.smithmicro.com/mac/stuffitdeluxe/index.html
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